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電車男の次はしっぽ男!?

ちまたでは「電車男」が予想以上の大ヒット。
ここ数年の純愛ブームも衰えをしらない。

私は本も映画も見てはいないが、去年話題になり始めたときに掲示板の過去ログをまとめたサイトで電車男の一部始終を一気に読んだことがある。
自分に自信を持つことのできなかった電車男が、住人と呼ばれる掲示板に集まる仲間たちのアドバイスによって成長し、初めての恋を実らせていく。その姿は、つくられた小説とも違い、生々しくもありドキドキするものがあった。途中不覚にも泣けてしまうほど、電車男はリアルに力強く駆け抜けていく。

究極のパニック状態で発せられた「めしどこかたのむ」は図らずも生まれた名言、つくられた小説の中では生み出すことのできなかった名言だろう。

さて この話題の電車男とは全く関係もないのだけれど、電車男のあとには「しっぽ男」なのだ。

最近は企業CMの延長としてインターネットでミニドラマを配信するのが流行っている。
キットカットの「花とアリス」は岩井俊二監督 鈴木杏主演で話題をよんだ。
柴咲コウもシャンプーのミニドラマを配信していた。

そして今度はしっぽ男。
「のんたのしっぽ」というタイトルで、ある日突然しっぽが生えてしまい戸惑う男性のストーリー。
一見珍しくもない気もするストーリーの設定なのだけれどそこはそれ、脚本が宮藤官九郎なのだ。
主演はクドカン自ら指名した佐藤隆太くんとなればそれだけでキタイダイデスネー
わんこ系俳優の中でも上位にランクする佐藤隆太くん(ま、あたしの中だけのランクなんだけどね、笑)を指名するあたりさすがわんこ系脚本家の第一人者。グッチョイ! っす。

このしっぽ物語のどこに期待をしているかといえば、このストーリーが生まれるまでのいきさつ。

これ、元はネスカフェの新商品飲料のCMとして発信されるミニストーリーなんだけど、この商品はコーヒー飲料の入った容器をシェイクして飲むものなんだそう。
自販機でたまに見かけるプリンシェイクとかゼリー系のドリンクみたいな感じなんだろうね。
つまりは振って飲むドリンク、振れば振るほどおいしくなるってわけ。
振れば振るほど……振れば振るほど………でしっぽ振り振りのわんこが宮藤氏の脳裏に浮かんじゃったそうで。ん~なんて愛らしい人なんだ宮藤官九郎つう人は。

そんなゆる~くもツボな三段活用をしてしまう宮藤官九郎、やっぱり見逃すわけにはいかないのだ。

そんなわけで ここ を見るとこの「のんたのしっぽ」のメイキングが見られます。